こちらの記事でお伝えしたとおり、ジャイアントパンダのシンシン（メス）に発情徴候が認められたため、リーリー（オス）との同居に向けて、2014年3月6日から公開を中止しています。

◎2頭の状態（2014年3月8日午後～3月9日午前）
　日中は屋外の運動場に出しています。2頭の運動場は仕切られていますが、一部の網越しにおたがいの姿が見えるので、「お見合い」ができるようになっています。また、午後に入って2頭の場所を交換しています。

　シンシン（メス）
　　日中は「採食→歩きまわる→休息」を繰り返しており、リーリーへの関心のようすに変化はありません。

　リーリー（オス）
　　シンシンの方を気にしているようすが確認されています。

◎現在の状況と今後の予定
　3月9日（日）13時30分現在、特に大きな変化はありません。

　行動に変化が認められており、交配適期が近づいているものと思われますが、まだ同居の時期ではないと判断しました。引き続き、行動および食欲について観察を進めます。


＜過去のニュース＞
・ジャイアントパンダの近況（3月8日）（2014月3月8日ニュース）
・ジャイアントパンダの近況（3月7日）（2014月3月7日ニュース）
・ジャイアントパンダの近況（3月6日）（2014月3月6日ニュース）
・3月6日からジャイアントパンダの展示を中止します（2014月3月4日ニュース）

＜関連サイト＞
・上野動物園のジャイアントパンダ情報サイト「UENO-PANDA.JP」

（2014年03月09日）